2008年4月から、雑誌ジャーマンカーズの特集記事として掲載された「E30の反逆」の改訂版となります。

当事の歴史を伝えるジャーマン過去記事ブログとして、順次掲載していきます。

 

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■ベース車両 : E30 / 320

宍戸支店長が入社当事、「不安の少ない大人向けネオヒストリックカー」をコンセプトに気合で作成。

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【初期仕様】

■エンジン作成

フルオーバーホール済み

「ARM 0バランス」施工済み

■ボディ修正、塗装

「ボディクラフトD,D」施工によるミッドナイトパープル(マジョーラ)塗装

■足回り

ビルシュタインBTSキット

■内装、シート

アルピナB6 2.7用レカロシート装着

■マフラー

純正

■オーディオ

無し

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皆さんこんにちは、BMWで御馴染みの「有限会社つたえファクトリー」です。

唐突ではありますが、今月号から特集企画(と言っても自社企画ですが・・・)を始めます!!

春だし! 新年度だし!! 決算も終わったことだし、新社会人のようにフレッシュな気持ちで企画をスタートするに至りました!!

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題して・・・「E30の反逆」(オイオイ・・・汗)

そしてネタとなる車両は・・・(ベタで行きます!!)

BMW 320スポーツパッケージ(1988年式)!!

しかもフロア5速!!(マニュアル車でーす)

やはり、ジャーマンカーズの紙面と言えばこの車両っしょ!!

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そして、実はこの車・・・現支店長で貫禄が付き始めた宍戸貞輝氏が入社当事に組んだという、いわくつきの・・・いやいや由緒ある車両なんです!!

「vs 豆腐屋のハチロク」(きっと例のイXXXDという漫画に出てくるAE86の事ですよね・・・)という大分それたテーマで作られ、当時デモカーとして2年もの間、広告等(ジャーマンカーズ創刊前より)に掲載されていた車なんです。

当事の仕様はこんな感じ・・・

伝統のシルキーシックスであるM20エンジンをハイコンプ(圧縮比を高くすること)、ARMゼロバランス(クランクシャフト、クランクプーリー、フライホイール、クラッチカバー、までの回転バランス(振れ)を1/1000未満に加工、調整する事、ARM社にて施工)、ピストン、コンロッドの重量合わせ(6個すべての重量を統一にしている)、フライホイールの軽量化、おまけに一品もののステンレスマフラー(ちょっとばかし爆音)まで取り付けていました。

足廻りの方では、ブッシュの強化(M3用や対策アッパーマウント)に、ビルシュタインの等立ショック。そしてブレーキには当時のAPロッキード製タイプZCを取り付け、ボディは「ミッドナイトパープル」に全塗装と、まぁ完全にストリート仕様の車でした。

残念ながら、長い年月の間に色々な経緯があり写真のような状態(冬眠中?)になってしまいましたが、これをこの機会に復活させよう!!という企画が、今回の「E30の反逆」計画というわけであります。

で、何が「反逆」かと言うと・・・

「走る楽しさの追求」から、「現在のBMWに負けない快適性と当時の走りのBMWのコラボレーション」って言うのかな?

「トゲを残しつつ快適に」って言うんですかね・・・・

要は、前回と違い、安心して乗れるネオヒストリックカーを今回はテーマとしています。(前回は安心して乗れなかったということです???)

なので、仕様もガラリと変更する予定です。

内容は初回なので、まだ内緒w

後々のお楽しみということで!!

ちなみに、作成期間は来年10月ぐらいまでで、記事は毎月ジャーマンカーズのみで展開して行く予定です。

文章には全く自信がありませんが、「楽しい車造り」を伝えていきたいと思っていますので宜しくお願いします!!

それでは、また次回にお会いしましょう。